若手医員の声

若手医員の声2025

波多野 護(2023年 岡山大学卒)

私は市中病院で初期研修を終えた後に、御縁があって京都大学医学部附属病院麻酔科で後期研修をさせていただいています。指導医の先生方、先輩方、同期に支えられて日々充実した研修を送っています。 移植やさまざまな併存疾患を持つ症例などの経験ができることは、もちろん大学病院での研修の強みであると思います。ただ、京都大学病院麻酔科の魅力としては、その教育体制にあると考えています。 具体的には、術前評価から術中管理、術後のICU診療まで周術期にわたって指導医の先生から大変丁寧なフィードバックを受けることができ、とても恵まれた環境だと日々感じています。 また、学術的な面においても学会発表や症例の振り返りの機会があり、日々の診療を見つめ直し、深く学び直す良い機会になっています。 この環境で学べることに感謝し、日々真摯に診療に取り組んで参ります。 京都大学麻酔科に興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、一度見学に来ていただけると、その魅力に気づいていただけるのではないかと思います。

井深 大地(2023年 京都大学卒)

私は京都大学を卒業後、そのまま京都大学医学部附属病院で2年間初期研修を行い、京大麻酔科に入局しました。大学病院ならではの難しい症例もあり、麻酔計画や術中術後管理など考えることがとても多いですが、指導医の先生が丁寧にフィードバックをしてくださるので、日々学びがあり成長を実感できています。集中治療についても1年目からローテートすることができ、移植後の患者から敗血症まで様々な重症患者の全身管理を学ぶことができます。その他にも、毎朝のミニレクチャーやハンズオンセミナー、ICU集中講義など教育体制はとても充実していると思います。 また、科内の雰囲気もとてもよく、指導医の先生や先輩、同期と時には冗談を言い笑い合いながら、時には真剣に議論しながら働けています。一度見学に来ていただければそういった雰囲気は感じていただけると思いますので、興味がある方は京都観光がてらぜひ見学にお越しください。

田附 枝里佳(2023年 京都府立医科大学卒)

私は2年間市中病院での初期研修を経て、3年目から当院でお世話になっています。最初は慣れない環境で目の前のことをこなすのに必死でしたが、半年ほど経った今、改めてこの恵まれた環境に感謝しています。大学病院ならではの幅広い症例を担当医として術前から術後まで一貫して診ることができます。また、麻酔計画も自分で考え、指導医の先生方と共有し、適切なフィードバックを得ながらより良い手術麻酔を提供できていると実感しています。今後はICUのローテーションも予定しており、全身管理についてさらに学びを深めたいと考えています。 定期的に開催される勉強会やハンズオンを通じて、知識や技能を向上させる機会も豊富に用意されています。 もちろん楽なことばかりではありませんが、素晴らしい同期の専攻医たちに囲まれ、良い刺激を受けながら充実した日々を送っています。休暇もしっかり確保されているので、プライベートも大切にできる環境です。 これからも周囲への感謝を忘れず精進していきたいと思います。ご興味がありましたら、ぜひ気軽に見学にお越しください。

保知 修悟(2022年 京都大学卒)

私は京都大学病院での初期研修プログラムで1年目京大病院、2年目市中病院で初期研修をさせていただきました。研修医になるまでは麻酔科志望ではなかったのですが、1年目の夏ごろにローテした大学病院の麻酔科にて、手術麻酔の緊張感やスピード感に触れて感動し、志望するにいたりました。その後市中病院の麻酔科も経験したのち、大学病院での後期研修スタートを選択させていただきました。複雑で珍しい術式、重篤な合併症を抱えた患者様の手術が多く、緊張感のある症例も多いですが、上級医の先生方が術前評価や具体的な対策、並びに麻酔のプランニング、術後のフォローの仕方まで手厚く指導してくださるので、不安を感じることなく日々研修できております。また同期、年齢の近い先輩方なども多く、気軽に相談しあいつつ、ともに良い刺激を受けあいながら日々成長できているように感じます。もし今後麻酔科を志望しようと考えていらっしゃるのであればぜひ一度見学にお越しいただき、当院当科の雰囲気を味わい、今後の進路としてご一考いただければと思います。

前田 颯生(2023年 筑波大学卒)

私は初期研修を市中病院で2年間行い、今年の4月より京大病院麻酔科で専攻医として働かせていただいております。京大病院での後期研修が始まり早半年近くが過ぎ、ここでの研修を選んでよかったと思うことがいくつかあります。 1つ目はたくさんの指導医、専攻医の先生が京大病院麻酔科には所属していることで、様々な考え方や意見を聞くことができることです。 2つ目は症例に対してフィードバックや意見を交わす場が設けられていることです。朝のカンファレンスではその日の症例のうち特に麻酔管理上注意が必要な症例に対するプレゼンと上級医からのフィードバックがあり、自分がその症例の担当でなくとも勉強になることが多いです。また、振り返り症例の発表やハイリスク症例の共有なども行われることがあり、非常に勉強になります。 3つ目はハイリスクな症例の多さです。麻酔管理が難しい術式だけではなく、基礎疾患や内服薬、気道確保困難などの問題で麻酔管理が困難になることが予想される症例が多いです。そのような症例を専攻医として担当できるのは大きなメリットだと考えており、まず自分で麻酔計画を立てた後、指導医に相談しフィードバックをいただく、手術当日にはその日の麻酔責任者の先生からもアドバイスをいただき、手術では指導医の先生と共に麻酔計画を実践する。安全管理が整った環境でハイリスク症例を経験できており、本当に恵まれていると日々実感しております。 興味がある方はぜひ一度見学に来て、カンファレンスの雰囲気などを直接感じていただければと思います。

若手医員の声2024

大石 梨央(2020年 広島大学卒)

私は初期研修及び麻酔科専攻医の初めの2年間を市中病院で過ごし、専攻医3年目の夏から京大病院で勤務させていただいております。京大病院では手厚い指導のもとで、担当する症例毎に学びを得ることができ、非常に有意義な日々を送っています。今まで麻酔をする中で、気づけばルーチン化してしまい、あまり思考を巡らせていなかった部分に関して問題提起していただくことで、いかに自分の知識が断片的で不足していたかを思い知らされる場面が多々あります。そんな時も上級医の先生方はいつも丁寧に教えてくださり、適切なアドバイスを下さります。専門医試験を来年に控えた今、このような恵まれた環境できちんと麻酔を体系的に学ぶことができるのはとても幸せなことだと感じております。科の雰囲気はとても和やかで、スタッフの先生方や他の専攻医とは他愛無い会話から麻酔の話まで色々なお話をすることがあります。大学院に行かれたり卒業されたりした先生方とお話しする中で、今までなかなか馴染みがなかったアカデミアの領域についてもお話を伺うことができました。専攻医後半からの貴重な期間を京大病院で過ごせることに感謝しています。少しでもお役に立てるよう、日々精進して参ります。

伊藤 あんり(2022年 三重大学卒)

私は初期研修を市中病院で2年間行い、京都大学麻酔科に入局、後期研修を開始しました。京大病院では様々な併存疾患をもつ患者さんやハイリスク手術など、大学病院ならではの経験を積むことができます。また、上級医の先生方の多角的な視点を身近で学ぶことができ、毎日新たな学びが増えています。同期や1,2学年上の先生方も多く、些細な困ったことも聞きやすくとても心強いです。ぜひ一度見学に来てカンファレンスや手術の雰囲気を感じてみてください。

岩岡 佳実(2022年 福井大学卒)

京都大学病院で初期研修を終え、今年4月から京都大学病院麻酔科で専攻医として日々働かせて頂いております。はや半年近く経ちますが、京都大学病院で働いてよかったと感じたことを3つに絞ってお伝えしたいです。1つ目は教育体制です。指導医から日々フィードバックを受けながら勉強できる体制を整えてくださっています。知識・技術など勉強が必要な点が明確になり日々学ぶことができています(指導医によって麻酔管理のアプローチが様々でそれを知ることもとても大変勉強になります)。2つ目は症例の豊富さです。専門医への必要経験症例は勿論、移植手術にも積極的に携われます。3つ目は職場の雰囲気です。指導医は教育に積極的な姿勢で関わってくださり質問もしやすい環境です。専攻医の数も多いですが、その分お互いの学びを共有することも楽しみの1つになっております。麻酔科、京都大学病院に興味を持っている方はぜひ見学に足を運んでみてください。

太田 優雅子(2022年 東京慈恵会医科大学卒)

私は他大学卒業後、京大病院で2年間の初期研修を修了し、そのまま京大麻酔科に入局しました。学生時代は麻酔科か循環器内科で悩んでいたのですが、初期研修中に手術麻酔の面白さに心を奪われ、進路を決定しました。母校に帰るかどうかも悩みどころだったのですが、移植や京大ならではの難しく興味深い症例が多いことや教育の手厚さなどから、京大麻酔科に残ることとしました。後期研修を始めて早半年近く。日々の難しい症例に翻弄され、自分の勉強不足を痛感しながらも確かな成長を感じています。これも、日々細やかにご指導くださる上級医の先生方や、切磋琢磨しつつ一番相談しやすい同期達のおかげだと思っています。京大麻酔科では望めば望むだけ成長することができます。近年は専攻医の数も増えて賑やかになってきた京大麻酔科へ、ご興味のある方は是非一度見学にお越しください。

岡田 悠里(2022年 福井大学卒)

私は市中病院で2年間の初期研修を終えた後、京都大学麻酔科に入局しました。大学病院では、市中病院ではなかなか経験できないような複雑で珍しい術式や、重篤な合併症を抱えた患者さんの手術が多く、その多様な症例に初めは圧倒されることも少なくありませんでした。しかし、そんな状況の中でも、上級医の先生方が術前評価から具体的な対策まで丁寧に指導してくださるので、不安を抱えずに学ぶことができました。また、同期が多いことも非常に心強く、困ったときには気軽に相談し合い、互いに助け合いながら共に成長することができています。日々、新たな知見を得ながら充実した毎日を送っており、京大病院を選んで本当に良かったと心から感じています。もし、麻酔科に興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度見学にお越しいただき、その雰囲気を直接感じていただければと思います。

木村 かれん(2022年 金沢医科大学卒)

私は京都大学医学部附属病院で2年間初期研修を終え、麻酔科に入局しました。もともと小児科を志望していましたが、初期研修医1年目で必修診療科として麻酔科をローテートし、術中の患者さんの恒常性を肩代わりする役割に責任感とやりがいを感じました。京都大学の麻酔科に入局した理由は大きく三つあります。一つ目は指導医の先生が多くいらっしゃる点です。一口に麻酔といってもさまざまなスタイルや考え方があります。指導医の先生方の様々な考え方や経験などに触れることでより多くのこと学ぶことができます。二つ目は移植を含むハイリスクな症例の麻酔管理を経験できる点です。多くの合併症を併存した患者さんに対する術前のリスク評価方法や実際の対応について学ぶことができます。三つ目は座学はもちろんのことシミュレーターを使った勉強会が開催されアカデミックな環境である点です。最新の機器を導入しているため実際に使用できるのも魅力の一つだと思います。興味がある方は是非見学にいらしてください。

樋口 佑美(2022年 徳島大学卒)

私は市中病院での初期研修後、京大麻酔科で専攻医として学ばせて頂いています。入職前は、新しく始まる生活に不安もあったのですが、同期も先輩方も指導医の先生方も本当にいい人ばかりで、そんな不安は全く必要ありませんでした。出身大学や出身病院を全く気にしなくていい雰囲気です。暖かくて優しい組織だなぁと感じています。具体的な日々の麻酔ですが、一つ一つの症例毎に指導医の先生と相談できる環境がしっかり整っているので、1人で悩んで困ってしまうことは全くありません。沢山の先生方から、色んな考え方や色んな麻酔方法をご指導いただけるので、麻酔科医としての土台を作るのに、とても恵まれた環境です。ちなみに、休みもしっかり取れて、プライベートの時間も大切にできるので、心も健康でいられます。入職して半年ですが、この病院に来てよかったなと心から思っています。少しでも京大麻酔科に興味も待たれた方は、是非見学に来てみてください。お待ちしています。

松岡 賢太郎(2022年 福井大学卒)

私は1年目は市中病院で2年目は京都大学医学部附属病院で初期研修を行い、麻酔科で後期研修を開始しました。多くの先生方に基礎的な麻酔管理について丁寧にご指導いただいています。その一方で、大学病院ならではの特殊な手術や様々な合併症を持つ方の手術麻酔の機会を公平にいただいています。術前診察を含めた麻酔計画の作成から、術後の鎮痛やICUへ入室した方の全身管理まで一貫した周術期の管理について学べる大変貴重な機会だと感じています。アカデミックな一面としては輪読会や抄読会だけでなく、学会発表の準備で指導いただいています。上級医の先生方と気軽に相談できる環境ですし、近い世代の同期や先輩の専攻医の先生方が多く、日々刺激を受けながら充実した研修生活を送っています。今後も精一杯精進してまいります。もし機会があればどうぞよろしくお願いいたします。

藥師寺 遼(2022年 北海道大学卒)

私は他の大学病院のたすき掛けで初期研修を行い、御縁があって京大麻酔科に入局いたしました。専攻医は主に手術麻酔業務に従事しますが、集中治療も1年目からローテートや休日の当直で参加することができます。敗血症や循環器系疾患といったICUにおいては所謂commonな疾患から、移植術後や重症肺炎、悪性腫瘍や神経筋疾患など複雑な背景を持つ患者さんなど大学病院ならではの重症患者を診ることもしばしばです。私が考える当科の一番の魅力は、専攻医自らが麻酔計画やICU患者の治療方針を考える過程が準備されており、そのうえで丁寧なフィードバックをいただけることにあると思います。手術麻酔や集中治療のいずれにせよ症例は複雑で長時間・長期間にわたるものが多いですが、指導医の先生方から指導を受け、同期や先輩の専攻医の先生方と切磋琢磨できる日々を楽しんでおります。

若手医員の声2023

上田 未来人(2021年 京都大学卒)

私は市中病院にて2年間初期研修を行い、京都大学麻酔科に入局しました。はじめは内科志望でしたが、ローテートする中で集中治療に興味を持ち、麻酔科に入局しました。手術麻酔から学ぶことも多く、特に移植や小児心臓血管外科等大学病院ならではの症例から呼吸、循環管理を勉強できるため、充実した日々を送っております。同期にも恵まれ、悩んだ症例やわからないことがあってもすぐに意見を共有できます。また先輩方、上級医の先生方も優しく指導してくださり、教育体制も充実しております。勉強会も適度な頻度で開催されており、短い時間でコンパクトな講義が多く、多くの学びを得ております。少しでも麻酔科に興味を持っていれば、ぜひ一度見学に来てみてください。お待ちしております。

佐藤 壮洋(2021年 島根大学卒)

私は京都大学医学部附属病院で2年間初期研修を行い、京大医学部麻酔科に入局しました。京大病院では、移植や心臓血管外科といったハイリスクな症例はもちろんのこと、その他の症例においても、様々な併存疾患を持つ患者さんが多いです。その麻酔を担当する上で、十分な術前評価を行い、術中の全身管理を行っていくことで、必要な知識を学ぶことが出来ます。とても熱心に指導して下さる上級医の先生方のもと、複雑な症例を経験することで、麻酔科医として必要な土台を築いていくことが出来ると思います。カンファレンスで症例の振り返りや学会発表も積極的に行われており、より学びを深める機会があります。また現在、京大医学部麻酔科には、多くの専攻医が在籍しており、お互いに助け合い、切磋琢磨しながら忙しくも楽しい日々を過ごしています。京大医学部麻酔科に興味を持たれた方は、ぜひ一度見学に来てみて下さい。

巽 満紀子(2021年 和歌山県立医科大学卒)

京大麻酔科での後期研修が始まり半年ほどになりました。京大麻酔科の特徴はその規模の大きさです。圧倒的な症例数だけでなく、難度の高い症例や珍しい症例もあります。指導医の先生方が多く、様々な考え方に触れられます。自分の担当症例は、まずは自分で麻酔計画を立ててプレゼンするのですが、とても丁寧な指導とフィードバックをいただけます。また同期や学年の近い先輩方も多いので、気軽に相談しやすい環境ですし、素敵なロールモデルが周りにたくさんいることが大きな魅力だと感じています。

千綿 洋平(2021年 旭川医科大学卒)

私は2年間の初期研修を京大病院で終え、引き続き麻酔科専攻医プログラムで、忙しくも充実した日々を送っています。京大病院の強みは特に指導体制の充実にあると思います。教授自ら行うミニレクチャーや、麻酔科必須手技を学べるハンズオンセミナー、ICU集中講義など学ぶ機会には事欠きません。日々の症例を共有することで、指導医とのコミュニケーションを密にとることができ、一つ一つの手術に向けて万全な準備ができます。学術活動の手厚いサポートと併せて、学びやすい環境が整っていると日々実感しております。また、切磋琢磨できる仲間が多く、共に学び成長できる点も強みだと感じています。同期同士で集まって話したり、悩みを共有し、疑問を解消することで、仕事への理解をより深められています。このような恵まれた環境のもとで麻酔科医としての第一歩を踏み出せたことを、心から良かったと実感できる毎日を過ごしています。皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。

若手医員の声2022

松尾 洋佑 (令和2年 京都大学卒)

はじめまして。麻酔科後期研修1年目の松尾です。 僕は2年間の京大病院で初期研修を経て、現在後期研修1年目をしています。 そこそこの意気込みで初期研修を終えてしまいましたが、麻酔科はそんな僕を快く受け入れてくれました。 そこで、京大病院麻酔科のアピールをしたいと思います! 後期研修医にとって専門医を取得できることと、気持ちよく働けることは重要事項だと思いますのでその2点について述べさせてください。 ①必要な症例 麻酔の専門医を取るためには必要な症例数というのがあります。先輩方とお話ししたところ、余裕で足りたという方がほとんどです。 学会発表なども必要なのですがこちらも十分足りますし、指導医のサポートも充実しています。 また、移植の麻酔など珍しい麻酔もありますので興味のある方はぜひどうぞ。 ②仕事環境 いい職場だと思います。色んな意味で変わった人はいるんですが、意地悪な人とかはいないです。 難しい症例で困ったら相談できる人がいるというのもいいところです。 また、忙しい日はどうしてもあるのですが、お昼休みなどの休憩時間はしっかり確保されています。 あとは当直が気になるところだと思いますが、必ず3人体制ですので1人でおどおどすることもありません。 ぜひ京大麻酔科をキャリアの選択肢として考えてみてください。

相原 真琴 (令和2年 香川大学卒)

私は京大系列の市中病院で2年間初期研修をした後、後期研修医として京大病院で勤務しています。初期研修医の時に外勤で来られていた京大スタッフの先生方から、京大でこんな重症な症例があった、といった話を度々伺っていました。だからこそ京大での勤務を選択したのですが、それゆえに赴任前はついていけないのではないかと不安も大きかったです。しかし実際働き始めると先生方が丁寧に指導してくださり、日々成長できていると感じられます。症例の幅だけでなく上級医の層が厚く様々な麻酔方法に接する機会があり、雰囲気もよく、京大に来て良かったと感じています。京大麻酔科に興味を持ってくださるなら、ぜひ一度見学にいらしてください。

梅田 洋平 (令和1年 群馬大学卒)

私は一度、社会人を経験した後に医学部に編入学しました。他大学のたすきがけプログラムで初期研修を修了した後、市中病院の麻酔科専攻医として研修を始めました。実際に施設見学に訪れ、先輩麻酔科医の助言も参考にさせてもらい、京大病院での研修を希望しました。心臓血管外科症例の麻酔を経験するのは今年が初めてで、指導医の先生方、専攻医の先生方にご指導いただきながら多くのことを学んでいます。京大病院では、多くの指導医の先生がいらっしゃるので色々な麻酔のやり方を学べますし、自分で立てた麻酔プランでトライさせてもらう機会も多いと思います。自分の知識や技術不足を実感する日々ではありますが、日々努力を重ね精進していきたいと思います。

葛野 力 (令和1年 京都大学卒)

私は市中病院にて2年間初期研修を行い、京都大学麻酔科に入局しました。当初から麻酔科を志望していたわけではなく、集中治療のように短期間で患者の全身を管理する科に魅力を感じ、救急と迷った末に麻酔科を選択しました。研修先は、専門医を取るまでの間に幅広い症例の麻酔を経験しておきたい、また多くの先生から麻酔の指導を受けたいという思いから大学病院での研修を選択しました。京大病院では移植や小児心外など、稀な症例に遭遇する機会が多く、麻酔法の選択から実際の管理まで幅広く経験することができます。実際に担当症例になることもあり、その際もちゃんと上級医がついてくださるので安心して麻酔に当たることができます。一方で一般症例が少ないわけでもなく、麻酔科医になるうえで必要な症例はほぼ全て経験できると思います。専攻医1年目で基礎的な知識もまだ不安が残る時期ですが、術前に麻酔計画を教授や上級医に相談したり、麻酔中に最新の知見を踏まえた指導を頂いたりと、日々多くを学んでいる日々です。少しでも興味がある方は、まずは一度見学に来て医局の雰囲気を感じてみてください。

島田 覚生 (平成29年 三重大学卒)

私は初期研修2年間、麻酔科後期研修3年間を市中病院で行い、今年度から京都大学医学部附属病院で研修をさせていただいております。大学病院は市中病院ではなかなか経験できない症例を経験し勉強できると考え研修を希望しました。実際に研修してみると、市中病院では経験できないような乳児の手術、移植など勉強になる症例がとても多く充実しています。若手の専攻医も多く、分からないことを相談したり、雑談したりととてもいい雰囲気で研修できています。もちろん指導医の先生方も優しく指導してくださいます。確かに難しい手術や長い手術が多い分大変な面もありますが、指導医の先生方にもフォローいただき楽しく充実した研修ができています。麻酔科での研修先を検討中の方、志望科を検討中の方、きっと充実した研修ができると思いますので、まずは一度見学に来ていただければと思います。

若手医員の声2021

松本 承大 (平成29年 京都府立医科大学卒)

私は初期研修2年、後期研修2年を市中病院で勤務し麻酔科3年目で京都大学に赴任させていただくこととなりました。 大学に来る前は、今まで市中病院での勤務経験しかなかったことや、出身大学でない大学病院への勤務になること、移植外科をはじめ今まで見たこともないような特殊な症例があることなど不安な点が非常に多く、4月を迎えるのが正直なところ憂鬱でした。しかしながら、実際に勤務してみると指導医の先生方は非常に丁寧に指導していただき、初めての麻酔でも安心して取り組むことができ赴任前に感じていた不安は徐々になくなりました。また、学年の近い専攻医も多く色々なことを相談することができ、和気あいあいとした雰囲気がありそこも非常に安心しました。今で赴任し1ヵ月程度ではありますが、以前に感じていた不安が嘘のようになくなり、充実した日々を送っております。 これを読まれている先生の中には大学病院での勤務に興味があるけれど、私と同様に市中病院での勤務が長く不安がある方もおられると思います。ぜひ一度京大麻酔科にいらしてくだされば、雰囲気を感じ取っていただけると思います 。

高橋 和代 (平成31年 滋賀医科大学卒)

私は市中病院で初期研修を修了した後、京大病院麻酔科の専攻医として研修をしております。一度、社会人を経験した後医学部へ入りました。同期や他の専攻医との年齢の違いなど色々不安はありましたが、見学させていただき、出身大学や年齢にこだわらない環境に魅力を感じ、京大病院での研修を選択しました。これまで経験したことのない症例の多さ、市中病院との違いに慣れることに必死の毎日ですが、指導医の先生方、専攻医の先生方にご指導いただきながら多くのことを学んでいます。京大病院では、移植や小児手術などここでしか経験できない症例が豊富で、多くの指導医の先生がいらっしゃるので色々な麻酔のやり方を学べます。知識も技術も医師としてまだまだですが、日々努力を重ね精進していきたいと思います。

井手山 理湖 (平成31年 京都大学卒)

私は2年間の初期研修を京大病院で修了し、そのまま麻酔科に入局しました。 学生時代から麻酔科を志望しており、初期研修では10か月間麻酔科、また2か月間集中治療部をローテートしました。指導医の先生方には大変お世話になり、出来ないことや分からないことだらけであった私も、挑戦しがいのある症例を経験させていただけるようになってきました。 京大病院では、基礎的なものから特殊なものまで幅広い症例を数多く経験することができます。 また多様な病院で修練を積まれた指導医の先生方から、それぞれの麻酔の考え方や手技の方法・コツなどを実際に教えてもらうことができます。 それぞれの良いところを学びながら様々な症例や手技を経験できることが、京大病院での研修の魅力と感じています。 優しく真摯に教えてくださる指導医の先生方、雑談から重症症例の経験談まで色んな話をしてくださる後期研修の先輩方、励まし合い切磋琢磨し合える同期に恵まれて充実した日々を送っています。まずは説明会でお会いしましょう。京大病院麻酔科の雰囲気を、きっと気に入ってくださると思います。

小堀 鮎美 (平成27年 和歌山県立医科大学卒)

私は初期研修2年と後期修練医研修4年を市中病院で行いました。その間、1年半の産休・育休期間を挟んでおり、学年の割に習熟できていない部分が多々あることを強く不安に思っていました。そんな中で家庭の事情で京都に赴任することになり、この機会に麻酔を体系的に勉強したいと京都大学附属病院での勤務を選択しました。家庭をもちながらも、研究や臨床にしっかり向き合っている先輩方の背中を見て、毎日大変刺激を受けております。日常臨床の疑問を学問的に追及できるように指導してくださる先生にも恵まれています。子育てしながらもきちんと仕事に向き合いたいと考えておられる先生方には最適の環境です。ぜひ一度ご見学にいらしてください。

武井 由衣 (平成31年 鳥取大学卒)

私は一度就職した後、再受験で鳥取大学へ入学しました。卒業後、市中病院で二年間の研修を終え、この4月から京大麻酔科へ入局しました。 思えば小さい頃から、痛いことには人一倍怖がりだったと思います。注射も怖くて逃げ回り、大人の手を煩わせたこともありました。「手術」というものを初めて知った時も、お腹を切ることを想像してとてつもない恐怖を覚えた記憶があります。痛みに臆病な分、他人の痛みにも自分のことのように恐ろしいと感じていました。大人になってもそれは変わらず、今でも痛みは怖いです。痛みをとれる人になりたいと思い、麻酔科医の道を目指しました。 京大での研修は、市中では経験できなかったことの連続です。初めての事や慣れない事に不安はもちろんありますが(この通り臆病な人間なので)、ここでは症例も豊富で、勉強会も困難な症例を振り返る機会もあり、一つ一つの経験を大切にしていけば着実にステップアップしていけるのではと感じています。どの先生もとても温かく迎えて下さる居心地の良い環境でもあるので、少しでも興味があれば是非見学や質問会などご参加下さい。

木村 良平 (平成24年 岐阜大学卒)

4月から京大麻酔科の大学院で研究をさせていただいております。高校までは関東、大学は岐阜、社会人以降は関西を転々としております。京大病院と関連病院で研修した後、京大麻酔科に入局し、2年間専攻医として京大病院で勤務しました。それ以降の勤務先は事前に面談やメールで希望を聞いてくださり、関連病院の麻酔科や集中治療部で勤務していました。もともと臨床である程度の経験を積んだのちに、基礎研究もしてみたいと考えていました。大学の先生方は大学院進学に関して快諾してくださり、指導教官の先生方に研究内容に関して伺ったり、大学院試験に関して先輩方からアドバイスや過去問を頂いたりして、希望通りに入学することができました。基礎研究はまだ全く慣れませんが、周りの先生方に支えられながら精進していこうと考えています。大学院ではもともと京大麻酔科に入局していなかった先生も多く、門戸は非常に広いと思います。様々な研究を行っておりますので、どなたでも少しでもご興味のある方はご連絡ください。

南迫 一請 (平成28年 京都大学卒)

4月から京都大学医学部附属病院で研修をしております。2年間の初期研修と3年間の後期研修を市中病院で行い、一般的な麻酔の知識・手技を勉強してまいりました。市中病院では経験できない移植手術などを通して、麻酔科医として更なる飛躍を遂げたいと思います。人体は様々な細胞、臓器の集合体であり、その中で特に私は腎臓が好きです。黙々と体液量や電解質の調整を行い、恒常性の維持に努める腎臓に惹かれ、一時は腎臓内科を目指しました。複数の医療従事者が一人の患者に向き合う手術室において、患者の恒常性の維持を担う麻酔科医はまるで腎臓のようだと、自らの業務に誇りを持っています。 医学の発展に伴い、安全で良質な麻酔が当たり前になりました。しかし手術は負担が大きく、命の危険を伴う治療であることに変わりはありません。ヒトとしても医師としてもまだまだ未熟者ですが、手術室の腎臓として皆様のお役に立てるよう、精進してまいります。

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