2022年度の記事
大嶋先生・安原先生・井手山先生 送別会
2023年3月27日
4月より大嶋圭一先生が大阪赤十字病院、安原玄人先生が滋賀県立総合病院、井手山理湖先生が大津赤十字病院へ赴任されます。皆から寄せ書きとお花を渡しました。
これまで本当にありがとうございました。先生方のますますのご活躍をお祈りしております。
第1回京都神経ブロックハンズオンセミナー
2023年3月19日
京大病院セミナー室にて、京大病院内外の専攻医の先生方を対象とした第1回京都神経ブロックハンズオンセミナーを開催しました。
今回のテーマは体幹神経ブロックで、奈良県立医科大学から田中暢洋先生を講師にお迎えして腹直筋鞘ブロック、腹横筋膜面ブロック等について講義と実演をしていただいたのち、超音波装置による画像の描出を経験していただきました。非常にわかりやすい講義と、ピットフォールの解説も交えた実演をしていただくことで理解が深まり、充実した時間を過ごすことができました。田中先生、ありがとうございました。
休日にも関わらず多数の皆様にご参加いただき、誠にありがとうございました。2023年4月には麻酔科専攻医と初期研修医の先生方を対象としたハンズオンを行う予定です。
日本集中治療医学会 第50回学術集会
2023年3月2日〜4日
日本集中治療医学会 第50回学術集会が国立京都国際会館で開催されました。
江木先生が教育セミナー・パネルディスカッションで座長を努め、溝田先生・甲斐先生がシンポジウムで、武田先生がパネルディスカッションで講演し、辰巳先生・南迫先生・松本先生がポスター発表を行いました。
コロナ禍でWeb開催が続いた中、4年ぶりの現地開催でしたが、非常に充実した学会となりました。
白木先生が博士学位審査に合格されました
2023年2月16日
2023年2月16日に白木敦子先生の博士学位審査公開講演会が行われ、合格されました。学位論文の題目は
「クラスリン被覆小孔の構成分子との会合がμオピオイド受容体下流のβアレスチンを介したMAPK経路のシグナル伝達を制御する」
“The molecular associations in clathrin-coated pit regulate β-arrestin-mediated MAPK signaling downstream of μ-opioid receptor“
です。
μオピオイド受容体は我々麻酔科医にとって身近な鎮痛薬であるオピオイドの鎮痛作用発現に最も重要とされる受容体ですが、μオピオイド受容体を介した細胞内シグナル伝達経路についてはまだまだ未解明な部分も多いです。
白木先生は、μオピオイド受容体の下流におけるMAPK経路の活性化にβアレスチンとクラスリン被覆小孔の構成分子との会合が重要であることを見出しました。
おめでとうございます!
研修医麻酔科研修
2023年2月13日
研修医の先生方の麻酔科研修の一コマです。1年目の研修医の先生方中心に、ローテート序盤で気管内挿管、橈骨動脈ライン確保などのシュミレーショントレーニングを行って頂いています。先生方同士で挿管の介助をしあったり、ライン確保や気管挿管が上手くいけば「ナイス!」とかけ声したりなど、和気藹々と楽しくトレーニングを行っています。
プログレス
2023年1月27日・2月4日
2023年1月27日と2月4日の二日間で当診療科の大学院生を中心に研究の進捗状況を報告し皆で議論するプログレスを行いました。両日とも25名程度が参加して、皆で活発な議論ができ、本当に楽しかったです。
当科における臨床研究、基礎研究、そして機械学習などの幅広い研究を皆で共有する貴重となり、それぞれの研究担当者にとっても良い発見があったのではないかと思います。皆の研究が発展していくのが楽しみですね。
第29回侵襲反応制御医学研究会
2023年1月28日
1月28日に第29回侵襲反応制御医学研究会をハイブリッド形式で開催させていただきました。 大雪の影響が残る中でしたが、現地に47名、Onlineに57名、計104名の先生方に参加をいただきました。参加いただいた先生方に心より感謝申し上げます。
本会では、京大麻酔科のスタッフから、現在の京大麻酔科で行われている臨床・教育・研究について皆様に紹介させていただきました。また、大変興味深い症例発表をを6演題発表していただきました。 “仲間の力を信じる“という言葉通り、たくさんの先生方の力が集まった和気藹々とした会となり、楽しい時間を過ごすことができました。
次回は、本年7月、夏の京都で開催予定です。
麻酔科ハンズオンセミナー
2022年12月10日
京大病院クリニカルシミュレーションセンターにて、京大病院内外の初期研修医や専攻医の先生方を対象とした麻酔科ハンズオンセミナーを開催しました。計25名の参加者の皆様に4グループに分かれてもらい、気管挿管、超音波ガイド下中心静脈穿刺、脊髄くも膜下穿刺、腕神経叢の描出のブースを順番に回ってシミュレーターを用いたトレーニングを経験していただきました。 江木先生、溝田先生、廣津先生、白木先生、武田先生、櫻井先生が講師としてご参加し、とても楽しい時間を過ごせました。当科の雰囲気の良さも皆さんに伝わったのではないかと思います。
2023年3月には体幹ブロックを中心としたハンズオンを行う予定で、いまから楽しみです。
休日にも関わらず施設をお貸しいただき、お手伝いまでしてくださったクリニカルシミュレーションセンターの皆様、誠にありがとうございました。
木村先生が大津日赤での研修のため異動されます
2022年11月28日
京都大学医学部附属病院で研修し大きく成長された木村先生が大津日赤での研修のため異動されます。 皆で寄せ書きとお花をプレゼントし、写真撮影を行いました。 非常に熱心で頼りになる木村先生が去られることは、とても寂しいですが、 新天地でも伸び伸びと力を発揮されることと思います。
日本臨床麻酔学会 第42回大会
2022年11月11、12日
臨床麻酔学会 第42回大会が国立京都国際会館で開催されました。
江木教授が教育講演、共催セミナーの座長、シンポジウムでご講演され、 加藤先生が教育講演で講演と座長、 大学院生の濱田先生が口演されました。
紅葉の美しい京都でたくさんの勉強の機会をいただき、 大会長の京都府立医科大学 佐和貞治先生に深く御礼申し上げます。
日本ペインクリニック学会第3回関西支部学術集会
2022年10月15日日
日本ペインクリニック学会第3回関西支部学術集会がアクリエ姫路で開催されました。
川本先生が座長で、加藤先生が演題発表で登壇しました。
久しぶりの現地開催で、様々な他施設の先生方と有意義な情報交換をする場となりました。 ペインクリニックは麻酔科医のサブスペシャリティのうちのひとつです。 当科に興味を持っていただいた方はお気軽にご連絡お待ちしております。
日本心臓血管麻酔学会第 27回学術大会
2022年9月17日〜18日
日本心臓血管麻酔学会第27回学術大会が京都のメルパルク京都にてハイブリッド開催されました。
京大麻酔科からは、江木先生がPros & Cons での座長と編集委員会企画で講演を担当し、溝田先生がパネルディスカッションで講演し、武田先生がPros & Cons で講演しました。
また、松川先生がポスター発表を行い、山田先生、安原先生、梅田先生がオンデマンド発表を行いました。
心臓麻酔は麻酔科医にとって重要なサブスペシャルティであり、臨床のみならず積極的に学術発表や研究なども行っております。
Extra lecture(抜管について;溝田先生)
2022年9月12日
京大麻酔科では、毎週研修医向けのレクチャーを行っています。
8-9月の研修医向けレクチャーが終了しましたので、9月12日と26日はExtra lectureを行う予定です。
本日、9月12日は、溝田先生による抜管に関するExtra lectureでした。研修医、専攻医、スタッフの先生も集まって、良い雰囲気で開催されました。 今日は、症例の振り返りや小児心臓の講義もあって楽しく勉強できました。
研修医対象麻酔科実技セミナー
2022年8月13日
京大病院クリニカルシミュレーションセンターにて、京大病院内外の初期研修医の先生方を対象とした麻酔科実技セミナーを開催しました。 計18名の参加者の皆様に6名ずつ3グループに分かれてもらい、気管挿管、超音波ガイド下中心静脈穿刺、脊髄くも膜下穿刺のブースを順番に回ってシミュレーターを用いたトレーニングを経験していただきました。
診療現場ではなかなか研修医の先生に実践してもらうことができなかったり、充分な時間をかけて指導することができない場合が多いですが、シミュレーターを用いることで重要な手技のポイントをじっくり説明し、経験していただくことができ、有意義なセミナーになりました。
江木先生、溝田先生に加え、京大麻酔科専攻医の松本先生、安原先生、吉田先生、そして京都桂病院麻酔科専攻医の宇田先生、医仁会武田病院麻酔科専攻医の水野先生に講師としてご参加いただきました。
休日にも関わらず施設をお貸しいただき、お手伝いまでしてくださったクリニカルシミュレーションセンターの皆様、誠にありがとうございました。
研修医Extraレクチャー;酸塩基の解釈に関して
2022年7月25日
京大麻酔科では、当科を研修してくれている研修医向けのレクチャーを毎週行っています。
全身麻酔とはなにか (江木)
気道管理 (川本)
術前評価と合併症麻酔の管理 (武田)
循環器系のモニタリング (溝田)
輸液・輸血 (甲斐)
各科手術の麻酔 (廣津)
7月25日はレクチャーが無い週でしたので、江木先生による酸塩基の解釈に関するExtraレクチャーが行われ、研修医、専攻医、スタッフが沢山参加しました。 次回も別のExtraレクチャーが予定されているようです。
第28回侵襲反応制御医学研究会を行いました。
2022年7月23日
7月23日(土)に第28回侵襲反応制御医学研究会を開催させていただきました。現地に44名、Onlineで91名、計135名の先生方に参加をいただきました。本会では、江木先生が「僕が麻酔科医になった理由と目指す麻酔科医の道」として講演され、社会福祉法人恩賜財団大阪府済生会 野江病院の福田病院長に座長をしていただきました。また、大変興味深い一般演題を12演題発表していただきました。 “仲間の力を信じる“という言葉通り、たくさんの先生方の力が集まった有意義な会となりました。参加いただいた先生方に心より感謝申し上げます。
日本集中治療医学会 第6回関西支部学術集会に参加しました。
2022年7月16日
日本集中治療医学会 第6回関西支部学術集会が大阪上本町の大阪カンファレンスセンターで開催されました。 京大麻酔科からは、江木先生が特別講演とシンポジウムに登壇し、松本先生が発表を行い、甲斐先生が座長を務めました。 集中治療は麻酔科医にとって重要なサブスペシャルティであり、京大麻酔科は集中治療部を担っており、臨床のみならず積極的に学術発表や研究なども行っております。
田中具治先生が兵庫県立尼崎総合医療センター麻酔科の部長にご栄転されました。
2022年7月1日
長きに渡り京大麻酔科を牽引されて来られた田中具治先生が、兵庫県立尼崎総合医療センター麻酔科の部長として、ご栄転されました。田中先生おめでとうございます。 引き続き、良い関係の中で、素晴らしい麻酔科医が育つ環境を一緒に保っていければと思います。引き続きよろしくお願い致します。
京大麻酔科研究発表会(プログレス)+予演会
2022年6月25日
大学院生の皆さんと研究に興味がある先生が集まって、大学院研究の進捗報告会を行いました。 しっかりとした進捗発表と実りある討論で、充実した時間を過ごすことができました。 若手の先生たちにとっても、とても良い機会になったと思います。 同時に、集中治療医学会地方会の予演会を行いました。しっかりと予演され、本番での発表が楽しみです。
新・カンファレンス室!
2022年6月20日
手術室改修工事に伴い、カンファレンス室の引っ越しを行いました。
新しいカンファレンス室で、第1回目のカンファレンスになります。新しい机、新しい椅子、大きなスクリーンで、心機一転頑張ってまいりたいと思います!
京大麻酔科では、毎日の術前カンファレンスで問題症例の共有と麻酔管理方針のディスカッション、毎週月曜日には勉強会、教員によるレクチャー、インシデント共有などを通じて知識のアップデートと情報共有を行っています。
新しくなった手術室・カンファレンス室で、引き続き一症例一症例を大切に診療し、学んでまいりたいと思います。
日本麻酔科学会 第69回学術集会
2022年6月16日〜18日
日本麻酔科学会第69回学術集会がハイブリッド形式(現地:神戸ポートピアホテル/神戸国際会議場・WEB配信)で開催され、京大麻酔科からは、江木先生、武田先生がシンポジウムに登壇し、廣津先生、松本先生、井手山先生、高橋先生、武井先生が発表を行いました。
客員研究員の村田先生、董先生も発表され、董先生が大学院時代(指導教官 溝田先生)の臨床研究で最優秀演題を受賞しました。 3年ぶりの現地開催で、院内規定のため、発表者・指導者のみの現地参加でしたが、初発表の専攻医の先生方も堂々と発表し、質疑応答をこなしました。
江木盛時新教授 × 初講義
2022年6月9日
本年度の学生への講義がはじまりました。麻酔・集中治療・ペインクリニックに興味のある学生の方、研修医の方、他病院勤務中の方、是非お気軽にご連絡ください。
また、京都大学麻酔科の2023年度 専攻医募集の説明会は、京大レジナビとして、7月2日(土)に開催予定です。
随時、ご希望の先生方を対象に、専攻医プログラムの説明や麻酔科の説明をWeb形式の面会で行っています。
下記メールまでご連絡ください。
担当:山田 瑠美子 ameagari_y[at]hotmail.co.jp ※ [at]を@に変えてください。
電話;075-751-3437
輪状甲状間膜穿刺・超音波ガイド下中心静脈穿刺シミュレーション
2022年6月4日
京大病院と関連病院の専攻医の先生にお集まりいただき、京大病院クリニカルシミュレーションセンターにて、輪状甲状間膜穿刺・超音波ガイド下中心静脈穿刺シミュレーションを行いました。
シミュレーションセンターの染谷先生から施設利用のご説明を頂いたあと、溝田先生のご挨拶につづき、江木先生による輪状甲状間膜穿刺デモンストレーションが行われました。その後、インストラクターの指導のもと、輪状甲状間膜穿刺モデルを用いて穿刺の練習をしました。
今回、スミスメディカル社の「クイックトラック」、CookJapan社の「メルカー」の2種類の輪状甲状間膜穿刺キットを用いました。どちらのキットも初めて触れる先生が多く、皆さん非常に熱心に穿刺に取り組んでいらっしゃいました。CV穿刺も上級医の指導のもと、有意義な実習ができました。
コロナ禍で対面でのシミュレーションの機会が少なくなっていましたが、今回は、飲食禁止や院内スタッフと院外からの参加者の出入り口を分けるなど、感染対策の工夫を講じて安全に実習を行うことができました。企画をしてくださった、江木先生、溝田先生、甲斐先生、そして、参加してくださった先生方、どうもありがとうございました。
また、休日にも関わらず施設を貸してくださったクリニカルシミュレーションセンターの先生、スタッフの皆様、どうもありがとうございました。
第一回京都大学レジビナーが開催されました
2022年5月14日
第一回京都大学レジビナーが開催され、研修医2年目の先生方から医学生の皆様まで、計16名の方々に参加いただきました。 当科からもたくさん参加して、楽しい時間と有意義な情報交換の時間が持てました。 新しい教授の江木先生の人柄も知っていただく良い機会にもなったのではないでしょうか。
肺移植の講義を行いました
2022年4月
京大では肺移植の麻酔など他施設では経験することの少ない重症患者の麻酔の経験も積むことができます。 肺移植の麻酔管理を指導医と一緒に経験することで、呼吸不全、心不全など重篤病態に対する全身管理方法が自然と身につき、よりレベルの高い麻酔科研修が可能となります。
実際の麻酔を行う前に、肺移植麻酔の基本的な知識やこれまでの当院での経験を共有することで、より効率的に研修ができるように、毎年、肺移植麻酔の講義を行っています。今年は、皆が参加できるように対面式講義を2回行い、より詳細な講義をオンデマンド配信しています。 専攻医の先生達がより良い麻酔科研修が実践できて、患者さんが良い周術期管理を受けることができるようにしていきたいと思います。
毎朝のカンファレンス風景
2022年4月
毎朝のカンファレンス風景です。「密」にならないように、対面とWebのハイブリッド形式で開催しています。
前日までに指導医としっかりと麻酔計画を立て、当日朝に他のスタッフからも様々なご意見をいただき、患者さんがより安全に、快適にすごしていただけるような麻酔計画(プランB,プランCも!)をたてます。
2023年度 専攻医プログラム説明会・麻酔科説明会のご案内
2022年5月14日(土)、7月2日(土)
京都大学麻酔科の2023年度 専攻医募集の説明会は、京大レジナビとして、5月14日(土)、7月2日(土)に開催予定です。
また、随時、ご希望の先生方を対象に、専攻医プログラムの説明や麻酔科の説明をWeb形式の面会で行っています。
興味がある先生方は、下記メールまでご連絡ください。
担当:山田 瑠美子 ameagari_y[at]hotmail.co.jp ※ [at]を@に変えてください。
電話;075-751-3437
説明会やWeb面会では、京大病院で働く現役の麻酔科医がお話ししますので、研修内容や医員の日常など直接お話を聞いていただき、優しい指導医と温かいチームの雰囲気を感じてもらえると思います。
京大麻酔科に少しでも興味をお持ちの方は、是非お気軽にご参加下さい。 入局説明会のご案内はこちらもご覧ください
オンライン歓迎会
2022年4月8日
オンライン歓迎会を開催いたしました。みなさま、京都大学麻酔科にようこそ!!
困った時も困ってない時も、大きなことも小さなことも何でも相談しあえる仲間です。
☆祝☆御就任
2022年4月1日
江木盛時教授が京大麻酔科教授として御就任されました!