医局員の近況
関西支部症例検討会
2024年11月16日
梅田スカイビルで2024年度第2回関西支部症例検討会(マンスリー)が開催され、麻酔科専攻医の岩岡佳実先生が演題発表を行いました。岩岡先生、発表お疲れ様でした!
岩岡先生「他病院の先生から多く質問をいただき大変勉強になりました。症例発表の機会をいただきありがとうございました。」
京大麻酔科ハンズオンセミナーを行います
2024年11月15日
来る12月8日に京大麻酔科ハンズオンセミナーを行います。京大麻酔科の皆や、来年の新専攻医予定の先生、研修医の先生など沢山参加する予定です。今回は、脊髄クモ膜下麻酔、硬膜外麻酔、CVとPICC挿入のハンズオンをします。皆と会えるのが、今から楽しみです。
武田科学振興財団研究助成
2024年11月12日
当科の白木先生が武田科学振興財団研究助成の贈呈を受けました。皆で協力しながら、臨床も教育も、研究も頑張っていきたいと思います。
日本ペインクリニック学会 第5回関西支部学術集会
2024年10月26日
ピアザ淡海(大津)で日本ペインクリニック学会 第5回関西支部学術集会が開催されました。京大麻酔科からは、櫻井先生が神経ブロックハンズオンのインストラクターを、川本先生が一般演題の座長を、廣津先生がスライド講演を行いました。琵琶湖岸の美しい景色を見ながらの有意義な時間となりました。
Ying An Chen先生、Go-Shine Huang先生が台湾に帰国されました
2024年10月18日
国立台湾大学病院 麻酔科のYing An Chen先生が8月1日~8月28日の約1か月、台湾三軍總醫院 麻酔科のGo-Shine Huang先生が7月25日~10月21日の約3か月、当科の診療の見学に来られ、無事帰国されました。当科の重症患者の全身管理、肺移植、肝移植の周術期管理や集中治療を見学していただけましたし、京都滞在も堪能していただけたと思います。お二人ともに、大変素敵な先生で皆とも仲良くしていただき、良い時間を一緒に過ごすことができました。今度はぜひ台湾の病院見学に行きたいですね。
日本心臓血管麻酔学会 第29回学術集会
2024年9月20日-22日
9月20日-22日に広島県コンベンションホール・ホテルグランヴィア広島で日本心臓血管麻酔学会 第29回学術集会が開催されました。
川本先生・大嶋先生(現大阪赤十字病院)・大石先生・上松先生・上田先生がデジタルポスター発表を行い、江木先生がシンポジウム・文献レビューで座長を務めました(発表タイトルはこちら)。皆、発表も質疑応答もしっかりと行われていました。学術集会の内容は多岐にわたり興味深く大変勉強になりました。遠方の会場でもあり会期中の夜は現地参加メンバーでご飯を食べに行きました。
日本集中治療医学会 第9回関西支部学術集会 ホームページ開設
2024年9月15日
日本集中治療医学会 第9回関西支部学術集会のホームページが開設されました。会長として、ご挨拶申し上げます。2025年7月5日に京都で開催される予定で、「心に太陽を持って」をテーマに魅力的な企画を盛り込み、医療者同士のつながりが深まる場となることを期待しています。集中治療のさらなる発展を目指し、学術集会を準備して参ります。皆様のご参加をお待ちしております。
日本麻酔科学会 第70回関西支部学術集会
2024年9月14日
大阪国際交流センターで日本麻酔科学会 第70回関西支部学術集会が開催されました。京大麻酔科からは、江木先生がシンポジウム「集中治療の学び方」で座長を務め、大石先生・太田先生・木村先生がスライド口演、佐藤先生・末原先生・岩岡先生・岡田先生・松岡先生がポスター発表を行いました(発表タイトルはこちら)。皆さんとも、発表も質疑応答もしっかりと行われていました。
グレードA帝王切開 シミュレーション
2024年9月9日
麻酔科、産婦人科、小児科合同でグレードA帝王切開のシミュレーションを行いました。 シミュレーションとその後の振り返りを行うことで、多方面から活発に意見交換が行われ、有意義な会となりました。緊急事態にこそ多職種間のコミュニケーションを密にとることや、新生児蘇生法を熟知しておくことの重要性を再確認することができました。
納涼会
2024年8月17日
神経ブロックのハンズオンに続いて、夕方から納涼会を開催しました。来年度に仲間になる先生や、麻酔科特定看護師の皆さんをお招きして、お鍋を皆で楽しみました。また、宮尾先生、楠戸先生、三好先生の学位取得をお祝いしてプレゼントをお渡ししました。楽しい時間を皆で過ごせて良かったです。来年も楽しみですね。
第2回京都神経ブロックハンズオンセミナー
2024年8月17日
恒例の夏のシミュレーションとして、富士フイルムメディカル株式会社の皆様との共催で第2回京都神経ブロックハンズオンセミナーを行いました。今回のテーマは下肢ブロックで、京大麻酔科や関連病院から28名の先生に参加いただき、6名の講師と一緒にたのしく3時間のハンズオンを行いました。関連病院に赴任した先生とも一緒に時間を過ごすことができて、楽しく、有意義な時間でした。来年も楽しみです。
第14回プログレス開催
2024年7月21日・28日
「プログレス」は、半年に1度大学院生を中心に日頃の研究の成果を発表し皆で議論し合う会です。今回もWEBと現地のハイブリッド形式で行い、二日間で8人の方に発表いただきました。研究テーマも研究手法も様々ですが、皆が積極的に意見を出し合い議論の尽きない良い会となりました。また、半年後研究の進捗を聞くのが楽しみです。
1日目
松本先生「可逆性静注型抗血小板剤カングレロールによる血小板機能維持が可能な新たな希釈式自己血輸血法の開発」
木村佳代先生「細胞保護による新規心不全治療薬の開発」
伊藤先生「麻酔科医に対する手術開始時刻通知の有用性調査」
松川先生「敗血症発症早期の骨格筋電気刺激療法がICU-acquired weaknessに及ぼす影響の検討」
2日目
後藤先生「オピオイドの精神依存形成に関与する分子生物学的変化の検討」
櫻井先生「2024年度前期までの研究と後期以降の研究計画について」
木村良平先生「β遮断薬は敗血症モデルマウスの骨格筋特異的ユビキチンリガーゼの発現亢進を抑制する。」
田口先生「腸内細菌叢由来の活性硫黄分子種がICU-acquired weaknessへ及ぼす影響」
第32回 侵襲反応制御医学研究会
2024年7月28日
第一臨床講堂にて第32回侵襲反応制御医学研究会が開催されました。現地参加69名、当院以外からのWeb参加23名と、当院と関連病院から多くの先生にご参加いただきました。東京大学より内田寛治先生をお招きし、興味深いご講演を拝聴しました。一般演題の部においては大石梨央先生が優秀演題賞を受賞され、優れた研究を賞する播岡記念賞は山本菜都美先生が、侵襲反応制御医学研究会奨励賞は井手山理湖先生が受賞されました。
日本ペインクリニック学会 第58回学術集会
2024年7月18日〜20日
宇都宮東武ホテルグランデ・栃木県総合文化センターで日本ペインクリニック学会第58回学術集会が開催されました。京大麻酔科からは、白木先生がシンポジウム、川本先生・加藤先生・宮尾先生がポスター発表を行いました。発表後には神戸大学麻酔科の先生方とともに楽しいひと時を過ごすことができました。
相原先生 送別会
2024年6月21日
来月より専攻医の相原先生が大津赤十字病院へ赴任されます。皆から寄せ書きとお花を贈りました。京大麻酔科での2年3か月の研修、お疲れ様でした。更なる飛躍と今後のご活躍をお祈りします。
吉田先生 送別会
2024年6月14日
来月より専攻医の吉田光諄先生が滋賀県立総合病院へ赴任されます。皆から寄せ書きとお花を贈りました。京大麻酔科での2年3か月の研修、お疲れ様でした。新天地でもご活躍されることを応援しております。
日本麻酔科学会 第71回学術集会
2024年6月6日〜8日
神戸ポートピアホテル・神戸国際展示場で日本麻酔科学会 第71回学術集会が開催されました。京大麻酔科からは、江木先生が専門医機構認定講習、溝田先生・水野先生がシンポジウム、川本先生が共催セミナー、木村聡先生が招請講演で講演し、木村良平先生・伊藤先生・松本先生・末原先生・巽先生がポスター発表を行いました(発表タイトルはこちら)。また、江木先生が共催セミナー、甲斐先生がポスター発表の座長を務め、武田先生がポスター発表のコメンテータを務めました。
Euroanaesthesia 2024
2024年5月25日〜27日
ドイツ・ミュンヘンで欧州麻酔科学会(Euroanaesthesia 2024)が開催されました。京大麻酔科からは楠戸先生が現地e-Posterブースで演題発表を行いました。COVID-19オミクロン株由来スパイクタンパクと野生株由来スパイクタンパクが血小板活性に与える影響を調べたものです。楠戸先生より、以下コメントをいただきました。
「本会は欧州麻酔・集中治療学会(ESAIC)の年次学術集会であり、今年は110カ国から6,000人が参加したとのことです。各国の参加者の発表を聞きつつ、自分も含め日本人の英語力の低さを再認識しました。私は自分の発表が終わってからは緊張が溶け、1人で現地に行ったという自由を武器に展示ブースや学会会場の外で英語やドイツ語で様々な人と触れ合い、ミュンヘンの美しい街並みや建築物、美味しい食べ物を堪能し、大変有意義な時間を過ごしました。ご指導いただきました先生方、出張許可をいただきました方々に改めて感謝申し上げます。」
集中治療→集中講義
2024年5月22日
昨年度に続き、今年度も「集中治療→集中講義」をテーマに、集中治療に関するセミナーを全8回開催することになりました。専攻医や研修医、コメディカルの方々を対象に集中治療のエッセンスをお伝えしていきます。
第1回 | 6月17日(月) | 周術期管理〜手術侵襲から患者を護る〜 | 溝田先生 |
第2回 | 6月24日(月) | 敗血症と循環管理 | 木村先生 |
第3回 | 7月1日(月) | どうする呼吸管理 人工呼吸器の使い方・考え方 | 武田先生 |
第4回 | 7月8日(火) | ICUにおける凝固マネージメントのキホン | 川本先生 |
第5回 | 7月16日(火) | 長期予後改善を目指した栄養&リハビリ | 甲斐先生 |
第6回 | 7月22日(月) | 血液浄化療法のキホン | 辰巳先生 |
第7回 | 7月29日(月) | ガイドラインから紐解くARDSの診療と治療 | 橋本先生 |
第8回 | 8月5日(月) | 鎮静と鎮痛 | 瀬尾先生 |
春のシミュレーション
2024年4月6日
春のシミュレーションと題して、研修医・麻酔科専攻医を対象にハンズオンを開催しました。
今回は、中心静脈穿刺、肺エコー、輪状甲状間膜穿刺といった内容で行いました。シミュレーターで超音波ガイド下中心静脈穿刺の実習と、実際にする機会が少ない輪状甲状間膜穿刺の実習を行い、肺エコーについては超音波装置による画像の描出に取り組んでいただきました。参加者の皆さんや講師一同が熱心に取り組み、非常に活気のある会になりました。
シミュレーション後の振り返りでは皆でゆっくりとお話しすることができ、楽しい時間を過ごせました。
Anil K. Panigrahi先生にご講演いただきました
2024年4月4日
米国Stanford大学の麻酔科医で術前貧血外来を専門としておられるAnil K. Panigrahi先生に朝のカンファレンスにおこしいただきました。Panigrahi先生は周術期の輸血や凝固に関連した研究を行い、術前貧血外来において周術期輸血・血液管理の最適化に取り組んでいます。今回は『Perioperative Anemia Management』というタイトルで、術前貧血に対する考え方やStanford大学での取り組みについてご講演いただきました。
新年度のご挨拶
2024年4月1日
新年度となり、江木教授よりご挨拶をいただきました。
新しく、伊藤あんり先生、岩岡佳実先生、太田優雅子先生、岡田悠里先生、岡本陵汰先生、木村かれん先生、樋口佑美先生、松岡賢太郎先生、藥師寺遼先生の9名の先生が専攻医として京大麻酔科に加わりました。また、後藤渉先生、松本承大先生が大学院に進学されました。
思いやり、助け合い、仲間を大切に、良いチームを作っていきます。今年度もよろしくお願いいたします。