術前呼吸機能による術後呼吸不全の予測
1.研究の名称
術前呼吸機能による術後呼吸不全の予測
2. 研究の目的
術前の呼吸機能検査の結果と術後呼吸不全発生割合との関係を明らかにします。
3.研究方法
研究は倫理委員会承認日から 5 年間で実施する予定です。2008 年 1 月から 2020 年 8 月までに京都大学医学部附属病院中央手術部・デイサージャリー診療部において手術を受けた患者さんを対象とし、診療記録から得た情報を解析します。その際、診療記録の情報(原疾患、既往歴、検査データ、手術・麻酔情報、術後経過に関する情報)を抽出しますが、患者氏名や生年月日等本人を直接特定し得る情報はデータとして保存しません。抽出
したデータはパスワードによってロックされるコンピュータで厳重に管理します。抽出したデータは本研究の実施のみに利用し、それ以外の目的には用いません。本研究の結果は麻酔科学領域における学会発表、論文執筆の形で還元いたします。なお、本研究は京都大学大学院医学研究科・医学部及び医学部附属病院 医の倫理委員会の審査を受け、京都大学医学部附属病院病院長、および麻酔科長の許可を受けて行っています。
4. 研究対象の方への説明
この研究を行うにあたって、対象の患者さんに研究対象であることの連絡はいたしません。本研究の研究実施計画書については、個人情報や研究の実施に支障のない範囲で閲覧することができます。研究実施計画書の閲覧を希望される方、あるいは本研究に関するご質問・ご相談のある方は、本研究の主任研究者または病院の相談窓口までご連絡ください。 本研究へのご協力がいただけない場合には、研究対象者から除外しますので、下記までご連絡下されば幸いに存じます。本研究へのご協力がいただけない場合にも、患者さんが診療上の不利益を被ることは一切ありません。
5. 研究の資金・利益相反
1) 研究資金の種類および提供者:この研究は、京都大学の運営費交付金と科学研究費補助金により実施します。
2) 提供者と研究者との関係:研究代表者は京都大学の職員です。また、研究代表者は科学研究費補助金を受けて研究を実施しています。
3) 利益相反:この研究は、運営費交付金と科学研究費補助金により実施します。特定の企業からの資金提供は受けていません。利益相反については、「京都大学利益相反ポリシー」「京都大学利益相反マネジメント規程」に従い、「京都大学臨床研究利益相反審査委員会」において適切に審査・管理しています。
6. 研究機関および研究責任者
- 主任研究者
- 京都大学医学部附属病院手術部 准教授 溝田敏幸
075-751-3433 mizota@kuhp.kyoto-u.ac.jp
- 病院の相談窓口
- 相談支援センター
075-751-4748 ctsodan@kuhp.kyoto-u.ac.jp