COVID-19 pandemicのICU診療への影響

1. 研究の名称

COVID-19 pandemicのICU診療への影響

2. 研究の目的

JIPAD Registryを用い、COVID-19蔓延下の現在、どのようにICUが活用されているかを明らかにする。

3. 研究方法

日本集中治療医学会の運営する前向き症例登録事業(診療レジストリ)であるJIPADを用いた過去起点コホート研究を行います。 COVID-19 pandemic下でのICUベッド状況の逼迫状況について、ICU入室患者区分(予定手術・緊急手術・非手術)の分布に変化や、時間外退室の増加についての調査を行います。 なお、JIPADとは、集中治療についての国内最大のデータベースであり、患者の疾病や重症度、治療内容、その結果についての詳細な情報を集積しています。京都大学医学部附属病院集中治療部もJIPAD Registryにデータ提供をしています。 また、本研究は京都大学医学部附属病院医の倫理委員会の審査を受けて行っています。

4. 研究対象の方への説明・情報の保管について

この研究を行うにあたって、対象の患者さんに研究対象であることの連絡はいたしません。本研究の研究実施計画書については、個人情報や研究の実施に支障のない範囲で閲覧することができます。研究実施計画書の閲覧を希望される方、あるいは本研究に関するご質問・ご相談のある方は、本研究の研究責任者または病院の相談窓口までご連絡ください。 本研究へのご協力がいただけない場合には、研究対象者から除外しますので,下記までご連絡下されば幸いに存じます。本研究へのご協力がいただけない場合にも、患者さんが診療上の不利益を被ることは一切ありません。 本研究で用いられる情報は、JIPAD Registry事務局にて匿名化され研究用IDが付与された後に研究実施機関に提供されており個人情報を含むデータは取り扱いません。情報の保管方法につきましては研究期間中および研究終了後ともに、研究データは研究責任者とデータセンタのPCに保管します。ファイルにはパスワードを設定し、データ取扱者以外によるアクセスを防止します。

5. 研究機関および研究責任者

研究責任者
京都大学医学部附属病院手術部 助教 武田親宗
075-751-3433 chikashi@kuhp.kyoto-u.ac.jp
京都大学の相談窓口
京都大学医学部附属病院 相談支援センター
075-751-4748 ctsodan@kuhp.kyoto-u.ac.jp
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